新しくワンちゃんを我が家にに迎え入れる時には、家族全員とてもワクワクドキドキしますよね！
一緒にこんなことしよう、あんなことしようと想いを馳せ、家族の雰囲気もとても明るくなることと思います。
でもその前に、ここに書いてあることを一度思い出してください。
ワンちゃんを迎え入れるにあたっての心構えや、しつけのこと、初めてワンちゃん飼うんだけど・・・、こんな時はどうしたらいいんだろう？に丁寧にお答えします。

ワンちゃんを飼う前に・・・

子犬を迎えるということは家族にやんちゃな子供が一人増えるのと同じことです。子犬を中心に我が家が明るい笑いや雰囲気に包まれることでしょう。しかし子犬がケガをしたり病気になったりすれば家族全員が心配します。色々なことがあって家族としての一体感が強まっていく。こういう気持ちで子犬を迎えて下さい。
家族全員がおおらかな気持ちで子犬を迎えましょう。しかし、食事や運動、健康管理などに関する基本的な知識は必要です。毎日たくさん愛情を注いでお世話をしましょう。自分の子と同じように叱る時には叱り、たっぷりかわいがる、という自然な態度で接することが必要です。

ご近所に対する配慮も忘れずに・・・

ワンちゃんにたくさんの愛情を注いでお世話していくだけではなく、ご近所に迷惑をかけない事も大切です。多くの人に大切なワンちゃんを受け入れてもらうためには、周囲の環境にも気を配りましょう。それが結果的に、あなたとワンちゃんの安全で快適な暮らしを手に入れることにつながるのです。
屋外でのふん尿の始末・無駄吠え・抜け毛の処理・犬同士のケンカなどは飼い主が絶対に守るべき最低限のマナーです。

ドッグフードの選び方・・・

ワンちゃんの年齢、体型、体調、運動量などを考慮して愛犬にあったフードを選ぶ必要があります。
ワンちゃんは私たちとは毎日の必要な栄養素が大きく違います。私たちがおいしいと思うものとワンちゃんが必要としているものとは違います。ワンちゃんは自分自身で栄養管理はできません。
飼い主である私たちがしっかりと健康管理をしてやらなければなりません。
ドッグフードはビスケットのような「ドライフード」、缶詰めなどの「ウエットフード」、半練り状の「モイスチャーフード」の3種類に分かれます。
これらの特性をきちんと理解し、ワンちゃんにあわせたフード選びが重要となってきます。

ワンちゃんにとってのお散歩とは・・・

適度な運動は、体の新陳代謝をうながし、臭いを嗅ぐことによる犬どおしの会話やマーキングによる自己主張、太陽光線による栄養吸収、ストレス解消、車やバイクなど外気音に慣れるなどたくさんの効用があります。
ワンちゃんは嗅覚をとおして他のワンちゃんや動物と会話をしているので、散歩コースには必ず臭いの嗅げる場所やポイントを取り入れてあげてください。全く臭いを嗅がせないことは、私たちに例えるならば一切の会話を禁止したのと同じこと。私たちの価値判断で「きたない」と嗅ぐことを怒るのではなく、十分嗅がせてあげてください。会話をすることでストレス解消にも役立ちます。

ワンちゃんが出す小さなサインを見逃さないで・・・

ワンちゃんの様子がいつもと少し違う・・・。これは何かのサインです！
ワンちゃんは私たちのように、痛みや苦しみを言葉に出して伝えることができません。普段からしっかりコミュニケーションをとって見た目や体調に注意してください。
具体的には、便の状態や食欲、体重、脈拍、呼吸数などをチェックして、痒がる、脚をひきずる、元気がないなど気になることがある場合は、早めに獣医師に見てもらいましょう。